2005年11月10日

ピンポン

ピンポン

☆あらすじ☆
天才肌のペコ、ペコの陰で卓球を続けてきたスマイル。自分の才能に溺れ、

練習を怠るペコに対し、周囲の人間はスマイルの持つ才能に気づきはじめる・・・

自分の中のヒーローである、ペコを越えることを拒み続けるスマイルだが、

ある出来事をきっかけにスマイルは自分が先に進むことを選択する。

同時にペコにはいくつもの壁と対峙することになる。




☆感想文☆

この話は窪塚洋介さん主演の映画にもなったことから、原作は読んだことなくても、

ストーリを知ってる人が多いと思います。

映画を見た人もぜひ、読んで欲しい作品だと思っています。

正直、あの映画は悪い映画じゃないと思うのですが、

主人公がペコではなく、窪塚さんのキャラのイメージが強かったんです。

やはり、松本大洋先生が描く、本当のペコをみてほしいなーって感じました。


さて、原作の感想ですが、まず試合中のスピード感が目立ちます。

松本大洋先生の絵って、独特で好き嫌い分かれると思いますが、

今回はその絵だからこそといった、スピード感や力強さが読む人を、

ぐっと引き付けている感じがします。

スポーツ漫画の試合中のスピード感や緊張感って、

その作品の良し悪しを決定付けるものですよね?

その点では、申し分ないと思います。

ストーリーは鉄コン筋クリート同様、まったく性格が異なる二人がでてきます。

ただ、何か違う・・・

鉄コン筋クリートのシロとクロの関係と

本作品のペコとスマイルの関係は、うまく表現できないかもしれませんが、

ベクトルが違うのでしょか?

シロとクロはまったく逆を向いた2本の直線で、

ペコとスマイルは同じ方向を向いた2本の直線のようなのです。

ずっと先に伸びていたペコという直線にいつのまにか、

追いついてしまったスマイルという直線。

抜きたくないと思っていたスマイルがペコを抜いて、

その先でペコを待ち続ける・・・

スマイルはまるで機械のような人間ですが、

だからこそ、セリフの中にあるペコを待ち続ける気持ちが引き立ってきます。

例えば1巻の100ページのセリフ


「個人的に嫌いなんだ・・・  格好悪いペコをみるのが。」


5巻の145ページ(4巻の75ページでも言ってます)


「遅いよ、ペコ」


短いセリフですが、スマイルの気持ちが詰まっている感じがして、大好きなセリフです。

また、他のキャラクターも魅力的な個性をもったキャラばかりで、

彼らにとっての卓球の存在もおもしろく、描かれています。

映画をご覧になった方はもちろん、原作も映画まだみてない方は、

このスピード感を体験してほしいなーと思いますダッシュ(走り出すさま)

ピンポン1〜5巻

映画も見たい方はDVDもあります。

ピンポンDVD


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posted by AKI at 03:34| Comment(0) | TrackBack(1) | ピンポン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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